SIMカードとは
このSIMカードの中にはユーザーの各情報が書き込まれており、これによって通信キャリアでは個々のユーザーを見分けることが可能となっています。
従来、日本の大手の通信キャリアではユーザーが他社へ簡単に乗り換えを行わないように、SIMカードを自由に取り外すことができないようするSIMロックを掛けてきていました。その結果として、大手の通信キャリアでは一つの携帯電話端末には一つのSIMカードしか使えない状況が生まれていました。
かつてSIMロックがあったこともあって、近年の日本では通信キャリアは3大企業による寡占化が進んできています。ここ数年ではスマートフォンの爆発的な普及が起こり、それに従って通信料金も高額になりました。大手の通信キャリアを利用したスマートフォンの月の利用料金は7000円以上と高額となっています。
格安SIMの登場
日本は通信料が高い!そこで中堅以下の通信会社では、格安SIMカードを活用することで毎月のスマートフォン料金を引き下げたプランを提供する動きが強まっています。格安SIMはSIMフリー端末に差し込むことで、インターネットやメールなどを通常通りに楽しむことができるようになります。この格安SIMを使った通信では、通信速度が限られる場合が出てくることがあります。格安プランを提供している通信会社の中では、大手の通信キャリアから高速ではないという条件で回線を借りているため、通信速度が抑えられているからです。そのため、格安プランでは動画の再生には向かない状況が生まれてきます。しかし、インターネットでWEBページを見たり、メールを行うには不自由はないです。さらに最近では格安SIMを用いた通信事業に異業種の流通グループが参入して、端末の代金を含めて毎月3,000円程度で使えるプランを販売するようになっています。
また、家電量販店においてもスマートフォンの格安料金プランを勧めるところが増えてきています。
そうした流れがあることから、日本のスマートフォンの通信料金は、今後は価格競争が始まるとの観測が出ています。
格安SIMを使うことで、大手3社通信会社と同じ速度の回線をお安く使うことが可能です。MNPにも対応しているので、今の電話番号を変える必要もありません。
徹底比較!各種SIMカードの特徴や速度
SIMカードとは、携帯電話などのモバイル端末の内部に挿入されているICカードの一種です。SIMカードには電話番号を特定するための固有のID番号が記録されており、携帯電話などのモバイル端末は、SIMカードが挿入されていない状態では通信回線を利用できない仕組みとなっています。
SIMカードは携帯電話会社と契約し、携帯電話などの端末を購入する際に貸与という形で入手するのが一般的ですが、最近ではデータ通信サービスのみを提供する通信会社も登場してきており、その場合はパッケージを購入する形で入手するなど、様々な方法でSIMカードを入手することができるようになっています。
SIMカードは、カードのサイズによって3つの種類に分類することができます。
標準SIMカード
「標準SIMカード」と呼ばれるタイプは、大きさが縦25mm×横15mmという最も大型のSIMカードです。標準SIMカードは、一般的なスマートフォンやタブレットといったモバイル端末をはじめ、携帯ゲーム機のPlayStation Vitaなど、さまざまな機器で採用されているタイプとなっていますが、最近ではスリムでコンパクトなデザインの機器が増えてきているため、標準SIMカードよりも小さなタイプのSIMカードが採用されることが多くなっています。
micro SIMカード
「micro SIMカード」は標準SIMカードよりも一回り小さなタイプとなっており、大きさは縦15mm×横12mmとなっています。micro SIMカードはスマートフォンや小型のタブレットで多く採用されているタイプで、代表的な機種としてはApple社のiPhone4SやASUS社のNexus 7などが挙げられます。
nano SIMカード
「nano SIMカード」は現在普及しているSIMカードの中で最も小さなSIMカードで、大きさは縦12.3mm×横8.8mmとなっています。nano SIMカードはまだ他のタイプほど普及していませんが、Apple社のiPhone 5sやiPad miniでは既にこの規格が採用されています。
なお、通信速度については通信会社が提供するサービスごとに異なりますが、端末の種類によって使用できるSIMカードの種類が決まっているほか、サービスごとに使用できるSIMカードの種類も異なるため、サービスを利用する際には事前にチェックをしておく必要があります。
あなたに合ったSIMカードはこれ!比較してみた!
SIMカードには、データ通信専用のSIM、SMS付きのデータ通信専用のSIM、通話が可能な電話番号が付いたSIMの3つの種類があります。安さで比較するなら、データ通信専用のSIMが一番安く700円台から購入することが出来ます。さらにデータ通信用のSIMを入れたスマホやタブレットでも、Skype通話は可能なのでyahoo!などの無料アドレスを取得して、Skypeに登録すれば通話も出来ないことはありません。
そしてSMS(ショートメールサービス)の付いたデータ通信SIMの場合、LINEやFacebookなどをSMSで登録可能で、それぞれ無料で通話が可能なので人気があります。SMSは、さまざまなクーポンアプリなどでも必要がある時があるので、必要な方はSMS付きを選ぶとよいでしょう。
通話が可能な電話番号付きのSIMカードは、Docomoやau、SoftBankなど大手のスマホのSIMカードと同じ様に使用したい場合に選んでみてください。MNP(ナンバーポータビリティ)にも対応しているので今使っているスマホの電話番号をお店に行かなくてもそのまま引き継げるのでとても簡単に月額料金の節約が出来ます。
データ通信用のSIMカード比較
データ通信専用のSIMカードの用途は、主にWiFiとしてスマホやタブレットを使用する時に便利です。今まで使ってた古いスマホをテザリングの設定にするか、WiFiルーターを購入してSIMカードをセットするだけ。
料金も1000円以下、安いところで700円くらいで使用可能なのでとても経済的です。
データ通信専用価格比較
mineo | |||||||
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mineoは細かな条件で格安SIMを購入する場合とても役に立つ企業です。mineoは、au回線とDocomo回線が使えるので、実際に使用する端末やスマホによって選ぶことが可能です。格安SIMでは、ほとんどDocomoの回線を扱っているところが多い為、auのスマホを持っている方は、mineoのauプランを使うことでほとんどの機種をそのまま使うことが可能です。(詳しくは公式サイトを確認してくだし) |
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手軽さなら、楽天モバイル | |||||||
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手軽なSIMや格安スマホとして人気が高い楽天モバイル。楽天ファンにはたまらない、ずっとポイント2倍や、ポイントプレゼントもあり。格安スマホも500円からあるのでとってもお得。
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BBエキサイトモバイルLTE | |||||||
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BBエキサイトモバイルLTEは、月額は1Gまでの通信データ容量で720円からという安さで人気のSIMカードです。下り最大225Mbps 上り最大50MbpsのLTE回線でDocomoのSIMを使用しています。SIMカード3枚のコースもあるので、不要なスマホなどが2つ以上あれば、一台は自宅のインターネット回線用、もう一枚は、そとに持ち歩く用としたり、子供のスマホ用に一枚追加したりするのによいですね。SMS機能は、プラス月140円で追加が出来るのでLINEやFacebookを使う場合はこちらのオプションを付けてください。 | |||||||
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LINEが使えるSIM。データ通信+SMSのSIMカード比較
お子さんのスマホや、おじいちゃん、おばあちゃんのスマホは、簡単な操作とLINEなどのメッセージのやり取りが可能なSIMだけでOKという人も多いはず。
そんな方は、データ通信+SMSのSIMを選んでみてください。
LINEが使える格安SIM>>